金閣寺、龍安寺、仁和寺。世界遺産をめぐる散歩路。
金閣寺、龍安寺、仁和寺。世界遺産をめぐる散歩路。

京都市の北西に位置する「きぬかけの路」のご当地ゆるキャラ「きぬか怪(ケ)さん」別称:KINUKAKESAN は深い京都弁を話すドロかわ妖怪。金閣寺、龍安寺、仁和寺などきぬかけの路沿道の世界遺産に稀に出没する観光客の人気者です。本体は霊感のある人にしか見えないため、忠実に再現された着ぐるみに受肉して観光PR活動を行っていますが、決して中は覗かないで下さい。見かけたら「きぬかけさん!」と声をかけて下さいね。

きぬかけの路 ご当地キャラクター 
きぬか怪(ケ)さん
きぬかけの路 ご当地キャラクター きぬか怪(ケ)さん

平安時代より衣笠山に棲む妖怪で「きぬかけの路」周辺に稀に出没。いつもブツブツ独り言を言っている。

話しかければ会話に応じるが気分屋。ただし女性には常に気さくで、電話番号やラインIDなどを聞いてくることがあるが、安易に教えるのは禁物。

深い京都弁を使うことでも知られ、「やにこい」「しょうもない」「年下のくせに」「帰りたい」などが口癖。突然「怪怪怪(ケケケ)」と笑って相手の話の腰を折ることも。

毎年2月の京都マラソンでは仁和寺駐車場前でランナーの沿道応援に参加しており、「きぬか怪さん」と交流できるイベントとして有名。

衣笠山 名称秘話

金閣寺の借景であり、きぬかけの路の由来にもなっている衣笠山。その昔、宇多法皇が真夏に雪景色を見たいと山に白絹をかけ、雪山に見立てたという風流な故事からその名がつけられたと言い伝えられている。
しかし世間には知られていないもうひとつの説が……
古くは埋葬の地とされていた衣笠山の山麓。白い衣をかけて埋葬された亡骸が絹の笠のように見えたことがその名の由来という、少し不気味な言い伝えである。

きぬか怪さん 誕生秘話

時は平安時代中期(894年)京の都で某貴族の御曹司として産声を上げる。青年となった後は享楽の貴族生活を満喫するも、女性関係のトラブルが原因で早世。一説では相手女性が依頼した陰陽師の仕業であるとか。
亡骸は衣笠山に埋葬されたが、生への執着があまりに強烈だったため程なく妖怪「きぬか怪さん」として復活。
しかし前世の所業については堅く口を閉ざしており、伺い知ることはできない。近年になり着ぐるみへの受肉に成功し、ご当地キャラクターとして第二の人生を歩んでいる。御歳 1130歳。

きぬか怪さん 実体化秘話

肉体を持たない「きぬか怪さん」は受肉願望が強く、しばしば「きぬかけの路」周辺で憑依トラブルを起こしていた。事態を重く見た「きぬかけの路推進協議会」は、解決策として、彼が憑依できる肉体を作ることを決意。霊能者の詳細なスケッチのもと、彼そっくりの着ぐるみ製作に着手し、2014年秋、完成した着ぐるみに憑依する形で実体化に成功した。以降、周辺で憑依トラブルは報告されていないという。

  

京都きぬかけの路の妖怪が歌い上げるご当地パンクロックソング!

2015年、ゆるキャラシーンに彗星の如く現れた「きぬか怪さん」。
1年半の沈黙を破り、商業主義にまみれたご当地ソングに一石を投じる!

ジャパニーズパンクへのオマージュとも言うべきStraight Aheadな疾走感にのせて、ピュアな郷土愛をディープな京都弁で歌い上げた超問題作。

マキシシングルCD、絶賛発売中!

きぬか怪ちゃんねる

公式YOUTUBEチャンネルです。
不定期更新中。